香川、高松市にてディナー…、美味しいお店はないのか探して見つけたのが
ビストロ タブロノワール。
「Bistrots Beaujolais」という本物のビストロの証を認定されたお店。
世界に300店舗、日本では片手で数える程、そのうちの1店舗が香川にある!
評判の味、フランス・リヨン料理を堪能すべく行ってみました。
店内はまさにビストロ!美味しそうなメニューとワインに悩んだら相談すべし
現在は感染症対策で席数を半分にして営業、そのため事前に予約しておきました。
店内に入ると目に飛び込んで来たのが黒板。
店名の「Tableau Noir」はフランス語、日本語訳は黒板。
その名の通り、店内の片側の壁はまるごと黒板で、ぎっしりメニューが書いてあります。
ビストロ(フランス語)とは気軽に利用できる小レストランの訳であり
まさにこちらはそういった温かい雰囲気。
現在、席数は半分、さらに1テーブルは2人まで。斜めに座る…等、
感染症対策はこれでもか!ってほど行っております。
本日のおすすめワインについては、説明書きのある手書きメニューを見せて下さいました。
このバラの絵もご自身で書いているとのこと。
すごく凝ってる…!
フレンチといってもアラカルトで楽しめるのがここの売り。
料理もワインも、お店の方に好みを伝えると詳しく説明してくれるので
選びやすくなります。
今回選んだワインは白のボジョレー。
よく飲むのは赤のボジョレー。
白は珍しいな、飲んだことないなぁって選びました。
リヨン料理に乾杯!瓶入りのフォアグラ アンボカールはまた食べたい一品★
こちらのお店では、2名で前菜2つ、魚、お肉、それぞれ1皿づつの注文が目安とのこと。
まずは1つ目の前菜から。
パテ ド カンパーニュ…1,200円
フレンチで嬉しいのはパテ ド カンパーニュがあること!
これは家では作れない。作ってるレシピもあるけど、私には無理…
どのお店も使用しているスパイスの調合やレバーの割合が違うから味は無限大。
美味しくてあっという間になくなった。
フォアグラ アンボカール…2,000円
2つ目の前菜はフォアグラ アンボカール。
フォアグラのテリーヌをフタつきの広口瓶(ボカール)で作るからその名前。
お店のブログを見て、もしあれば絶対食べたいとメモしていた。
フォアグラはすくい取って、パンにつけて食べる。
添えてある甘く焼かれたプルーンと共に頂くと甘味がさらに増して美味。
口に入れるととろけるフォアグラ…最高。
ひと瓶いただけるっていうのがまた良いのよね!
このおいしさ、一人でひと瓶食べたいくらい。
パテもテリーヌも自分では作れないので、こうやっていただけるのはほんとに有難い。
最近、お気に入りだったテリーヌのテイクアウト屋さんが閉店してしまった。
駅に入っていたから買いやすくて、ちょっと贅沢したいときに買っていた。
なんとか通販できると知って、また食べられるとほっとしたよ…。
クネル ソースナンチュア…2,300円
魚料理で選んだこちら。
ぐつぐつのグラタン皿に乗って登場。
白身魚の身をすり身にして、スフレのように焼き上げています。
表面はカリッとしているのに、中はふっわふわ。
下に敷き詰めてあるソースはエビではなくて、
ザリガニを炒めて煮だしたものでソース・ナンテュア。
エビよりもっと濃厚な味と、このふわふわ溶ける白身魚がなんともマッチ。
白ワインが進みます。
プチサレのオーブン焼き…2,200円
お肉のメインは塩漬け豚。
噛むほどに塩気がじんわり染み出てくる。
どれも美味しくって、違うワインも飲みたくなってしまいました…。
チーズ…800円
追加した赤ワインにあわせたチーズはカマンベール・ド・ノルマンディー。
カマンベールの発祥とも言われている特別なチーズ。
黒板にこの文字を見て気になって注文。
よく食べるカマンベールよりミルク感が強く、中がねっとり。
同郷のリンゴ飲料、シードルやカルヴァドス(リンゴのブランデー)等がお勧めというのも納得。
赤ワインも良いけれど、甘みの強いデザートワインも合うチーズでした。
香川で気軽にフレンチを楽しめるタブロノワール!季節限定メニューを楽しみたい。
ついついワインが進んでしまうのは料理が美味しいから。
今回はそれを実感しました。
ビストロ タブロノワールさんは季節感あふれるメニューが楽しめます。
お店のブログにメニュー紹介もされているので参考にしてくださいね。
※訪問時期…2020年11月上旬
Bistro Tableau Noir(ビストロ タブルノワール)
〒760-0034 香川県高松市内町1−6