紅葉狩りにはまだ早いけれど、関東近郊で秋を感じられる場所はないか検索してたら出てきた場所が
『ひたち海浜公園のコキア』。
もこもこと丸い形の植物が10月中旬に真っ赤になる…。
一目見ての感想…「可愛い!!」
ひたち海浜公園の春のネモフィラは知っていたけどコキアは知らなかった。
土日は混みそうだったので10月の3連休明け、平日に行ってみることにしました。
コキアカーニバル開催中…広すぎるひたち海浜公園はコキアを見るなら西口・翼のゲートから入ろう!
夏は緑、秋に赤に変化するコキア。
ひたち海浜公園のみはらしの丘では3万2千本ものコキアが楽しめると大人気。
9月16日から10月22日はコキアカーニバルが開催され多くの人でにぎわいます。
今回訪れたのは10月の3連休明けの平日12時頃。
駐車場はみはらしの丘に近くなる『西口・翼のゲート』にしました。2千台止められるので安心!
駐車場代金…普通車510円(1日)
入園料…大人410円
周辺施設だと駐車場代金がかからない場所が多いみたいですが
素晴らしいコキアや植物を育ててもらってる!と思いましょう。
西口エリア入るとすぐ見えるのが『水のステージ』。
この奥にコキアが沢山ある『みはらしの丘』があります。
人の流れに沿って歩くとみはらしの丘へ到着。
手前からソバの花の白、コスモスのピンク、コキアの赤とグラデーション。
平日でも結構人がいます。
駐車場には何台もバスが止まりツアー客の団体が多くいました。外国人も沢山。
それでも西口駐車場は半分以上は空いている状態だったので土日と比べたら空いているのでしょう。
ネモフィラの見頃の時期は朝一番で行っても駐車場が危険…と聞きますから。
ふわふわ・もこもこのコキアって何!?枯れ枝はほうきに…種はとんぶりに…。
まんまるのまるで『まりも』のようなコキアとはどんな植物なんでしょう。
ちょっと調べてみました。
ホウキギ(箒木、学名: Bassia scoparia)はヒユ科バッシア属の一年草。別名、ホウキグサ(箒草)。
バッシア属のうちホウキギなど数種は、一時、花被の特徴から、ホウキギ属 Kochia(コキア)に分離されていた。
学名の「スコーパリア」は「ほうき状の」の意。
以前に呼ばれていた『コキア』の名前の方がいまだに使われているんですね。
1年草なので枯れたら終了。その枝でほうきを作れるとのこと。
また夏にできる『種』は食用にもなり秋田県で有名な『とんぶり』となります。
とんぶりは『畑のキャビア』とも言われ、ぷちぷち食感はまるでキャビアのごとく。
それでいてローカロリー、ビタミン豊富!
健康食品で人気の『キアヌ』のようにスーパーフード★これはすごい!
見た目は丸いですが、近くで見ると1本1本枝がしっかりしています。
丸くなる品種のコキアでないと、もこもこではなく細長く育つんですって。
2017年10月12日のひたち海浜公園のコキアの様子★グラデーションになり一部は真っ赤!
訪れた10月12日はコキアの紅葉初めとHPに書かれていました。
赤い部分にところどころピンクや緑が混ざっている状態です。
※10月15日で紅葉見頃となっています
平日でこのような人の多さ。
外国人の多さにまず驚きましたが。
日本各地の美しい景色を見に海外からやってきてくれるのは嬉しいですね。
ピンクから赤へ…。
バックには秋の風物詩、ススキが沢山。
一部はかなり赤くなっている部分もあり。
それにしても丸い!おもしろい植物。
動画も撮ってみました。鐘の音は近くで鳴らしている人がいたので…。
200万本のコスモスもお出迎え★ふんわり優しい気持ちになれる場所!
コキアが沢山のみはらしの丘ふもとには沢山のコスモスも楽しめます。
濃紅色・濃桃色・桃色・白色の約200万本ものコスモス畑。
以前、浜離宮で黄色・オレンジのコスモス畑を見ましたがそれよりも華やか!
この状態で5分咲き。満開になると埋め尽くすようなピンクを楽しめそうです。
コスモスの濃いピンクとコキアの赤。なんとも幻想的!
ケイトウも綺麗に咲いています★色んなお花が楽しめるひたち海浜公園は見どころだらけ
みはらしの丘から駐車場へ戻る途中に見えた真っ赤な場所。
近づくと「ケイトウ」が植えられていました。
真っ赤に燃えるようなその姿がまるで鶏のとさかのようにも見えることから
『鶏頭』と言われる植物。
黄色の種類も混ざっていますね。
ひたち海浜公園には他にも沢山のみどころがあり、すべてを見るには1日かかりとなりそうです。
今回は他に行く場所があったため、コキアとその周辺を見て1時間半程の滞在でした。
混雑するトイレを避けるなら『たまごの森』がお勧め。駐車場前は劇混み…!
西口・翼のゲートにはトイレがありますがツアー客や駐車場に止めた人で平日でも劇混み。
お勧めはたまごの森内。
西口入ってすぐの水のステージの右側がたまごの森。
みはらしの丘に行く方は水のステージの左側を通る方が多いので
あえてたまごの森を進むとお手洗いはガラガラでした。
たまご型の遊具がところどころにあり、かわいらしい場所。
日影も多いので散策にもってこいです。
みはらしの丘は日影がまったくないので太陽が出てると暑い!
夏の緑のコキア見学も良さそうですが熱中症に要注意。
四季を通して楽しめる場所…ひたち海浜公園。ネモフィラも来てみたいけど対策が必要か!
秋のまるまるコキア…とっても素敵でした!
ひたち海浜公園はネモフィラの春、緑コキアの夏…
真っ赤コキアの秋、水仙畑の黄色…と四季を通して綺麗な景色が楽しめる場所。
特に春のネモフィラブルーは見てみたいですが、それこそ大、大、混雑とのこと。
駐車場に入るのも数時間待ちとか…
電車やバスを利用した方が良いとの声も。
東京や神奈川からならバスツアー利用が良いかもしれません。
ゆるやかな丘に広がるネモフィラ…いつか見に行こうと思います。
※訪問時期…2017年10月12日
国営ひたち海浜公園
茨城県ひたちなか市馬渡字大沼605−4