とうとう発売された鬼滅の刃23巻、最終巻。
訪れた本屋は初めて見る行列。大人気なんだと実感。
自分自身、2か月前はまさか鬼滅の刃の漫画を予約するほどハマるとは思わず。
鬼滅について、この感動を残しておきたくて…思ったことを書いてみます。
※ネタばれあり
鬼滅にハマるきっかけはアニメから…加速したのは映画を見てから
まだ無限列車編の10月の映画が始まる前、
2020年の夏頃、鬼滅のアニメ版の一挙放送があった。
たまたまそれを見ていたら「那多蜘蛛山編」が突き刺さる。
鬼側の家族愛を求めていた切なさ、兄弟愛の力強さ。それらがよく表れてる。
特にアニメ第19話「ヒノカミ」。
炭治郎と禰豆子の絆についての物語。
瀕死の時に、繰り出した技は兄弟の想い、家族の想いがあったからこそ。
このシーンはいつでも見入ってしまう。水から炎に変わる刀身がかっこよすぎ!
アニメの続きは映画でやる、
映画の特典の0巻がすぐなくなったというのをニュースで見てさらに凄さを知った。
先に漫画を読んでいた人から、
無限列車編を知らない状態で映画を見たらどうなんだろうね?の一言で
漫画を読む前に映画館へ行くことにした。
久々に来た映画館は
コロナの影響で座席が1つおきに座る配置。
前も隣も気にせず没頭できるな…なんて思っていたら
冒頭の重厚な音楽からぞわぞわっと来るものが。
そしてずっと食い入るように見ていた。
かっこよすぎるよ、煉獄さん…!心を燃やせ…は後々まで突き刺さる言葉。
煉獄さんのカッコよさはどこでわかるのだろう…と見ていると
物語の後半、上弦の鬼との戦いでそれが強く表れた。
「若い芽は摘まない」
そういって守ってくれた煉獄さん。
あー、そんな風に身を挺してくれる上司がいたらなぁ…
会社に愛想がつきた今日、じ~んと来た。
わが社の上の人なんて、どんだけ下から搾り取って、膨大な仕事させて、
疲弊させて、希望とやる気を失わせて、働けなくなったら捨てて。
そんなだから。
煉獄さんが理想の上司というワードが出たのは、
同じような会社が他にもたくさんあるってことなんだろうか…
あまりに衝撃を受けて…
同じ日の夜に、IMAX版で2回目を見に行ってしまった。
同じ映画を2回見たのは初めて。
それぐらいの感動作だった。
煉獄さんの言葉「心を燃やせ」
胸を張って生きろ 己の弱さや不甲斐なさにどれだけ打ちのめされようと
心を燃やせ
誰でも心を燃やすことはできるんだと、
やる気と希望を出させてくれる言葉。
原作漫画は最高だね!無限列車編の後の映像化もぜひお願いしたい!!
映画の続きが気になりすぎて漫画を22巻まで全巻買って一気読み!
1~7巻はアニメで見ていた部分だけど、アニメのほうが細かく描かれている。
お気に入りの「那多蜘蛛山編」、
アニメだとクモの家族が空っぽのお膳を囲んで、家族団らんの絵がある。
この光景は食事ではない、家族ごっこ。
皆をクモの家族へと引き入れた「累」が求めている家族、見かけだけの家族。
そういう描写は漫画にはない。
「累」が家族愛に執着するのがよく描かれている。
漫画の7・8巻は無限列車編。
改めてセリフを見ながらジーンとする。
映画の良さは動きと音楽があること。
鬼滅の刃の皆の技のカッコよさ、躍動感、迫力が凄い。
特に炭治郎の心の中に入った時の、どこまでも澄み渡るブルー。
まるでウユニ湖みたいな…
そのシーンは映画ならでは…と感じた。
無限列車編の後はそれぞれの柱や、伊之助、善逸と力を合わせて鬼に立ち向かう様がすごい。
これが映像化されたらそんなにかっこいいんだろう…。
みーんなかっこいいんだ、主人公だけがヒーローじゃなくて、
みんなの力で鬼を倒していくのが良い!
上弦の弐「童磨」と胡蝶
童磨の繰り出す、氷の技、映像化されたらさぞ美しいのだろうなぁ。
鬼滅の刃の最終巻を読んで…心がほわほわする!ずっと手元に残しておきたい漫画に確定★
さてさて…最終巻。
通常版とはいえ、あまりの人気で当日手に入らないと恐ろしいと予約をした。
激闘で次々と倒れる柱達。
ついにほぼ柱全員が…。あぁ…。
柱ならば 後輩の盾となるのは当然だ
柱ならば 誰であっても同じことをする
若い芽は摘ませない
煉獄さんの言葉がよぎる。
みんなが幸せに終わったら…そう思った…。
最終話、結果ハッピーとなる。全員、ハッピーだ!
めちゃくちゃ、心がほわほわする。
遊郭編が終わってから、ものすごい速さで戦いが進んでいき
もうちょっと長くやって!と思ったけど、結果読み切りやすくて。
最高でした。
今、経験したこともない大変な世の中で、辛いことも多いけれど
「心を燃やせ」を胸に立ち向かっていく。
この気持ちを忘れないために、大切にとっておくよ。
映画ももう一度見に行こうかな!
※購入日…2020年12月4日