網走の観光名所でまず思い出すのが…網走監獄!
日本の最北に位置する最恐の刑務所。
昔の刑務所がどんな様子だったのかを垣間見えることができる貴重なこの施設…。
今回訪れたのが網走で35℃を記録する大変暑い日だったのもあり、見学しながら監獄の恐ろしさを実感。
そんな中でも美しい景色も見え、大変充実した観光となりました。
歴史的に重要な建物がずらり!各施設は距離があるのでたっぷり時間をとるべし★
明治時代に作られた網走刑務所。
ロシアの脅威に備えるべく、日本の北…未開の大地を整備するための目的がありました。
当時の貴重な建物をそのままの形で残し、現在は博物館 網走監獄となっています。
見どころは沢山あり、それぞれの建物内はリアルな蝋人形で当時の様子を再現。
ちなみに…今回訪れた施設は『網走監獄』。
現在、実際に使われている『網走刑務所』に間違えて行ってしまう観光客が結構いるとのこと。
要注意です!
建物内は凄く広い…。
歩いても歩いても続いていく。
この日は異常な暑さということもあり体力が奪われていました。
多くの建物は冷房などついていません。
昔は冷房などなくても大丈夫な気温だったとは思いますが逆のことを考えました。
展示されている暖房は薪のストーブがぽつん…と置いてあるのみ。
当時、囚人たちは外気マイナス30度の寒さの中、監房でも氷点下…。
近づけないストーブに身も心も凍えていたんでしょうね。
圧巻だったのは五翼放射状房の庁房。
中央見張所から伸びる5つの庁房は中央から端までとてつもなく長く、
第1・3・5舎が58.2m、第2・4舎72.7mもあります。
全部の庁房を端から端まで見ると疲れ果てるのでどれかに絞ると良いでしょう。
しかし…暑い!さらに独特の木のにおいが辛い…、真夏に来たのをちょっと後悔。
唯一、監獄歴史館だけは冷房が効いており、ホッとできる場所。(展示映像は辛い気持ちになります…)
上は囚人がもっとも恐れた独居房。窓もない暗い建物。
それぞれの施設は広い敷地に点在しているためかなり歩きます。
日影の少ない外を歩くとへとへとになるので、日傘や帽子を持っていくと良いですよ。
水分補給も忘れずに!
網走監獄の辛い気持ちを浄化するような庭の美しい草花たち★これは夏で良かったと思える景色!
とにかく暑い中、囚人たちの厳しい様子を見て、辛く、テンションが下がっていました。
そんな中、庭にはところどころ美しい花が沢山!
今回富良野にはいかなかったけれど、ラベンダーがこんなに沢山見れました。
バラの花も咲いています。
これは夏だからこその景色ですね。この時はまだ咲いていませんでしたがひまわり畑もありました。
4月だと桜の花も綺麗とのこと。
建物だけでなくお庭もしっかり手入れされているのは素晴らしいです。
広大な網走監獄は滞在時間をしっかり取ろう!割引も利用して北海道開拓の歴史をじっくり感じよう★
とにかく広いのと、暑かったせいでヘロヘロになった網走監獄。
蝋人形の様子はリアルすぎて写真に収めるのも辛くて1枚も撮っていませんが…
北海道の開拓に大事な役目をここにいた人たちがしてくれたことはよ~くわかりました。
どの施設も見ごたえあり、また施設同士は離れていますのでしっかり見るなら2時間は滞在時間をとった方が良いです。
時間によっては無料ガイドツアーもあるので利用しても良いですね。
また、割引券が網走監獄HPにあります。
印刷して持参かスマホで画面を見せるだけで、入館料大人1,080円が10%オフになります。
網走に来たら是非訪れてみて下さい。
※訪問時期…2018年7月下旬
博物館 網走監獄
〒099-2421 北海道網走市呼人1−1