長野県・小布施に究極の栗菓子がいただけるお店があります。
その名は『小布施堂』。
栗そのものの味わいを活かした栗の点心『朱雀』は新栗のでる9月中旬から1か月だけの限定発売。
大人気のため県外から訪れる人も多く、整理券をもらうため早朝から並ぶ人もいるくらいです。
さて、その栗の点心『朱雀』を和風のモンブラン仕立てにしたのが『朱雀モンブラン』。
長野に行かなくても東京・伊勢丹で購入可能なので買ってみました。
大きくてずっしりな朱雀モンブラン…お値段は1,620円!東京と大阪で購入可能★
朱雀モンブラン…1,620円
ケーキ1つに1,620円!
結構なお値段ですが、大きいんです。
ずっしりと重く、身が詰まっているケーキ。
栗の点心『朱雀』は長野の小布施堂本店でしか味わえない、究極の栗菓子。
1日限定400個、しかも1ヵ月限定、テイクアウトもできないお菓子。
それをテイクアウト可能なモンブランにしたものが今回ご紹介する朱雀モンブラン。
伊勢丹新宿本店で買ったのは10月の平日。
お昼過ぎに無くなる時もあると聞いていましたが、
平日だったのもあり14時に訪れるとまだ沢山ショーケースに並んでいました。
栗の点心・朱雀は1ヵ月限定ですが、朱雀モンブランはおよそ9月~3月の期間限定販売。
購入できるのは東京なら伊勢丹新宿本店、大阪は阪急うめだ本店の全国2か所。(2018年11月現在)
長野の小布施に行けばモンブラン朱雀をカフェで頂くことができますが、
これは中にアイスなど入った洋風のモンブラン。
朱雀が前につくか、後につくかの違いで和風・洋風と違うモンブラン。
なかなかそこまで行けないので…デパートで購入できる和風モンブランを堪能します。
超ビッグな和風モンブラン!和栗本来の味がたっぷりの朱雀モンブランは二人で1つで十分満足★
ケースから取り出してお皿に盛りましたが、存在感に圧倒。
細く絞った和栗ペーストは、本家の栗の点心『朱雀』のようにびっしり。
ケーキフォークの小ささでは食べる時間かかるので、普通の大きさのフォークを用意。
半分に割ってみます。
厚みのある和栗ペーストの中に、生クリーム、スポンジ、栗ペースト、カシス、栗。
和栗ペーストが圧倒的な面積を占めているので、ほのかな和栗の甘さが口に広がり、
それを他の素材が邪魔しないように控えめに存在している。
カシスの部分が真ん中にあって、ここだけ酸味が強くなる。
ただ、ず~っと和栗だけ食べていると若干飽きてくるので、それを引き締める効果あり。
和栗の風味をこんなに感じられるなんて贅沢なモンブラン。
ボリュームは相当あるので2人で1つでいいな。
伝統行事の小布施『安市』で振舞われた栗あんしるこ★お手軽に楽しめるあったかスイーツ!
長野旅行に行ったとき、駅ビルの小布施堂で購入した『栗あんしるこ』も食べてみました。
栗あんしるこは小布施安市という小布施町最大のお祭りで振舞われているもの。
毎年1月14日、15日に開催され、江戸初期に開かれた「六斎市」を引き継ぐ小布施最大の伝統行事です。
その伝統的なしるこを自宅で手軽に楽しめるようになっています。
栗あんしるこ(1パック)…648円
袋の中は、栗しるこのパックとお餅入り。
しるこパックは熱湯で5分、もしくはレンジで加熱。
お餅はトースターで焼いて、しるこに入れます。
初めて食べる…、色が栗そのものの栗あんしるこ。
小豆の「あんこ」は全く感じず、栗の甘さのみ。
どろどろしすぎというわけでもなく、するっといただける…、
なんだろう、栗のスープって感じ。
原材料は、
汁粉…栗餡(国産栗、砂糖)と栗甘露煮
餅…もち米
小豆はいっさい入ってないのですね、栗だけを使った汁粉!
栗は1粒入っています。
甘すぎず、さっぱりさも感じる栗あんしるこ。
これ、あんこが苦手で栗が好きな人には最高でしょ!
お餅は付属のものだと小さいので、家で追加していれたい。
ふっくらお餅に栗あんしるこをたっぷり絡めて…。寒い冬に最高のあったかスイーツだと思います。
和栗の美味しさたっぷり詰まった朱雀モンブラン★絶品の栗スイーツをもっと食べたい!
西洋の栗を使ったモンブランももちろん美味しいですが、
和栗ならではの控えめな甘さとか、ちょっと渋さもあるような感じがまた上品で美味しい。
東京・伊勢丹新宿店では2019年3月まで販売予定なので、機会があればまた買いたいです。
その他、いろいろな栗スイーツが楽しめる小布施堂。
特に栗と砂糖だけで練った栗あんに栗の実を丸ごと入れた栗鹿の子が人気。
通販でも買えるので、自分用にも贈り物にもお勧めですよ。
※訪問時期…2018年10月中旬
小布施堂Shinjuku (伊勢丹新宿本店)
〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目14−1