フランスと言えばパリ!
昔ながらの重厚な建物が並ぶ町並みは日本で言う京都。
新しいビルの建築を規制し、景観重視を誇りにしている住民の努力が美しさを保っています。
でもフランスの素晴らしさはパリだけではありません!
特に初夏ならば是非行くべきスポットがパリ近郊にはあります。
それがジヴェルニー。
蓮の名画で有名なモネの庭がある場所です。
モネの庭はハスだけでなく多くの花が咲き乱れる初夏がベストシーズン。
絵画好きも、植物好きも、とにかく綺麗なモノが好きという方も是非訪れてほしい!
現在このブログのトップ画像に使っているのもモネの池なんですよ。
訪れたのは少し前になりますが備忘録も兼ねて…!
魅力あふれる初夏のジヴェルニーの様子をご紹介します。
名画はここから生まれた!クロード・モネの描いた睡蓮のある日本風庭園「水の庭」
ジヴェルニーを訪れたのは7月始め。
初夏が一番花が咲き誇り、睡蓮も見られるベストシーズン。
日本の浮世絵に魅了され大量にコレクションしていたモネは
池に浮世絵に書かれているような橋をかけ(太鼓橋)さらに日本から輸入した蓮で埋め尽くします。
こうして作り上げたのが『水の庭』。
咲き誇る花が池の美しさをアップ。
睡蓮の花は沢山あるのだけど、この時は蕾が多い。
あと数時間したらもっと開きそう…。
十分に花開いたらもっと綺麗だろうな…!
池の周りには日本を感じさせる柳が沢山。
奥に見える緑の橋が太鼓橋。
池の周りには竹林が。
ここフランスだよね!?と不思議になるほど立派な竹林。
竹林の奥には馬も。
「水の庭」と言われるこの庭園は1周して見える景色がどれも素晴らしく、
足を止めたくなるスポットばかり!
ただし道が狭いため、他の方の迷惑にならないよう写真を取るようにしたいです。
誰かにぶつかったら『Pardon (パルドン)』と言うとスマート。
フランス語でパルドンとは日本語の「すみません」の意味。
フランスではちょっとした言葉づかいも大切なマナーとなっています。
池だけでない!クロード・モネが6人もの庭師とともに作り上げた美しき「花の庭」
ピンクの壁と緑の柱のコントラストが美しいモネの家。
この外側には様々な花が植えられた『花の庭』があります。
有名な蓮の池のある水の庭よりも先にこちらの庭園が作られていました。
6人もの庭師を雇い、世界中から植物を集めただけあり
花の庭は妖精が隠れているような夢の世界。
上の写真はモネの家の2階からの眺め。
家の中は撮影禁止ですが、この窓から庭の眺めだけは撮影OKとなっています。
咲き乱れる花…花…花。
1つ1つの花をすべて写真に撮りたくなるほど!
時間が沢山欲しいっ!
ポピーがキレイ!
紫のまあるい花が…気になるっ!!
水の庭も美しいのだけど「花の庭」もとにかく花の種類が豊富で
見ていて全く飽きません。
バラも咲き誇り時間が経つのを忘れてしまいます。
時間があればモネの庭だけでなくジヴェルニーの街をゆっくり見たい!
ツアーの集合時間まで少しだけ時間があったので
モネの家を出てまわりを少し歩いてみました。
モネの家の裏側の壁。
葉に覆われていてこれも美しい!
奥に見える十字架はモネのお墓のある聖ラドゴンド教会。
時間がなくてさすがにここまでは行けず。
モネの家からは10分程。
のどかな町並みもゆっくり見たいのであれば
半日のツアーではとても足りず、1日かけれるよう個人旅行でくるのがお勧めです。
モネの庭は大人気なので朝一の到着目指して予定をたてよう!
ジヴェルニーのモネの家の見学は花の咲く4~10月が開園、それ以外の時期は閉園です。
パリからジヴェルニーまでバスで行くオプショナルツアーも多く行きやすいのと、
有名な場所で世界中から観光客が来るので入場時は常に行列。
今回はパック旅行に含まれていたためスムーズでしたが
それも開園前に到着できたのが大きいとツアーコンダクターさんが教えてくれました。
朝一番の時間が比較的人が少なく待ち時間も短縮できるんですって。
ご自身で行く場合も、ツアーで参加する場合も
モネの庭をじっくり楽しみたい人は開園前到着できるよう計画を立てると良いですよ。
~モネの家~
84, rue Claude Monet - 27620 GIVERNY
http://jp.france.fr/ja/information/24377/www.fondation-monet.com
※旅行時期は2013年7月上旬です