久しぶりに鎌倉へアジサイを見に行きました。
ランチは事前に調べていた銀座古川さんにて。
こちら2019年に東京・銀座から鎌倉へ移転した洋食の人気店。
美味しくてボリュームもあり、見た目も華やかなエビフライカレーに大満足でした。
銀座古川の場所、予約は必要…?
今回訪れたのは5月下旬の日曜日。
朝から神社巡りをして、混まないうちにと11時の開店前に到着。
銀座古川の場所は鶴岡八幡宮に続く二の鳥居を進んだ先、
カトリック雪ノ下教会の対岸、ビル2階の一角にあります。
先客は無し。
あと5分ほどで開店という時に、中から女性が出てきて
「メニューを見てお待ちください」と声をかけて下さいました。
背筋が伸びて、ピシッとした格好で…高貴な雰囲気。
後で知ったのですが元タカラジェンヌの百合美さんで、先代の奥様。
この人に会いにお店に行きたい…と思わせる魅力ある方です。
11時になり店内へ。
2人掛けのテーブル席が6席。
予約をしたほうがいいと口コミにありましたが、確かに開店から30分で全席埋まりました。
うち1組は予約の方ですので、絶対訪れたいならば予約がベター。
観光客が少ない現在、土日が比較的少ないそうですがそれも今だけかもしれません。
カレーとシチューの専門店、人気メニューは…
銀座古川はシチューとカレーの専門店。
帝国ホテルに勤めていた先代の味を、息子さんが受け継いでいます。
人気メニューは…
- エビフライが独特な形で乗っているカレー
- ソース使いが美しいハンバーグステーキ
- 2019年の「嵐にしやがれ」で紹介された魚介類のクリームシチュー
クリームシチューはカニやほたて、エビ等が贅沢にゴロゴロ入っていて
櫻井君が「パーフェクトシチュー!」と絶賛したお品。
セットのサラダはボリュームがすごい!
サラダとドリンクのセット…500円(税込)
メインの前にセットのサラダがやってきました。
お皿に山盛り、ボリュームすごい。
高さが10センチはあるのでは?
マヨネーズベースのドレッシング、胡椒が強め。
胡椒でちょっと辛めかな。
これだけでお腹が膨れてしまいそうな勢い。
記憶に残るビジュアル…独創的なエビフライカレー★
エビフライとドライピラフクリームカレー…2,600円(税込)
注文したのはエビフライ入りのカレー。
ホワイトシチューが気になったものの、見た目に惹かれてしまいました。
ドライピラフの中に、エビフライが2本…突き刺さっています。
シンクロナイズドスイミング、
「犬神家の一族」から「すけきよカレー」…と呼ぶ人もいるそう。
その名もうなずけるビジュアル。
ドライピラフがぐるりと取り囲む。
先代が閃いて作られたメニュー。
カレールーは別添え。蓋つきで提供され、目の前でオープン。
白い煙が噴き出す中現れたのは、ぐっつぐつに煮えているカレー。
これをドライピラフのまわりにかける。
ドライピラフ自体がしっかりとスパイシーな味があり、
ピーマンとひき肉がゴロゴロ入ってる。
ルーもスパイシーで結構辛い。そのぶん、エビフライの甘味を感じる。
すごいボリュームでお腹がはちきれそうになりました。
芸術的なハンバーグステーキはお野菜もたっぷり!
ハンバーグステーキ シチューソース掛け…2,500円(税込)
細やかなソース使いがなんとも華やかなハンバーグ。
ブロッコリー、カリフラワー、ジャガイモ、ニンジンと野菜も大きくて盛りだくさん。
牛肉100%のハンバーグを割ると溢れる肉汁。
お肉はふんわりと柔らかく、とても食べやすい。
シチューソースがこってりして、次回はシチュー単体でも頂きたい。
鎌倉に移転した銀座の名店、リピートして応援したい!
鎌倉に移転した当初、
「銀座」の名前が付いていることから地元民に受け入れられるまで時間がかかったそう。
認知度が上がってきたら、コロナによって鎌倉の観光自体に打撃。
先代の想いと味を引き継ぎ、大切にしている奥様と息子さん。
温かさがあって、長く続いてほしい…素敵なお店。
今度、鎌倉に行くときは魚介のクリームシチューを注文しますね!
※訪問時期…2021年5月下旬
〒248-0006 神奈川県鎌倉市小町2丁目12−35 大路ビル 2F