北海道・北見市にあるワッカ原生花園。
北海道最大の湖『サロマ湖』とオホーツク海に挟まれた細長い砂州がその場所。
森林、草原、砂地と様々な生態系があり北海道遺産として登録されています。
美しい花が楽しめるのも魅力的で特に6～7月は最盛期。
今回は7月下旬の道東旅行。サイクリングか馬車で素晴らしい景色を堪能すべくやってきました。
残念ながらすべての風景を楽しめなかったのですが、壮大な風景はまた来たいと思わせるものでした。
開花状況はワッカネイチャーセンター前で確認できる！熊出現で楽しみが…激減…
北見市街からワッカ原生花園まで車で1時間。
朝8時から開園しているのでサイクリングか馬車を楽しみたいと10時00分に到着。
口コミではサイクリングだと美味しい水の湧き出ている場所まで行けるとのこと。
「ワッカ」とは、アイヌ語で「ワッカ・オ・イ（＝水が・ある・ところ）」。
湖とオホーツク海に挟まれた砂州のなかで真水が沸いているなんて不思議ですね。
んっ！？
クマ出没の看板がある…。
今回道東旅行であちこちで見かけたクマ出没の看板。
そんなにいるんですね…。
なんだか嫌な予感が。
開花状況に関してはワッカネイチャーセンターの入口看板にのっています。
今の時期は沢山の花が見られる様子。
でも気になる張り紙が…。
「観光馬車は今シーズンの運行を一時休止いたします。」
なんと、のんびりと馬車（ドリームワッカ）に乗りながら景色を楽しめるコースが休止とは…。
さらにネイチャーセンター内のレンタサイクリングも中止しているとのこと。
原因は熊。
徒歩で見れる場所も限られている…と。
せっかく来たのに…。HPにもそんなことは書いてなかったのに。
一部だけど徒歩コースで散策★ところどころ見える花に癒されながら壮大な風景を楽しむ！
私たちの前後にも数組観光客がやってきましたが、みなさん、馬車やサイクリングが不可と聞き、
この看板の前で写真だけとって帰っていきました。
ネイチャーセンターの方は、徒歩でも花が見られますとおっしゃっていたので、
歩ける限りの場所を見て回ることにしました。
全然人がいません。
静かで鳥のさえずりが聞こえるのみ。
サロマ湖…大きいなぁ。
花は予想外に…ないっ！
ないというより枯れています…。
そう、行ったときは網走で気温35度を記録するなどとんでもなく暑かったんです。
東京の酷暑が辛く、涼しい北海道を楽しみたかったのに…7月下旬の道東はどこも30度近くて。
暑すぎて汗だくな毎日でした。
なんとか花が咲いている部分を見つけて写真を撮っています…
もっと沢山の花を期待していたのですが。
サイクリングや馬車でいける場所だったらもっと咲いていたのかも…。
可憐な花たちに沢山の虫が蜜をもとてめてやってきています。
ワッカ原生花園の夏は虫も大量！
蜂もぶんぶんしていますので虫よけは絶対持って行った方が良いです。
忘れた方はネイチャーセンター内にこちら売ってます。
私も購入しました。実用的なお土産です。
もっと先に行きたかった！熊出現は怖いけどセンターの人が見回りしてくれています★
どこまでも続く道。
その先にはもっと素敵な光景が広がっていそう…。
#音楽の日 北海道北見のワッカ原生花園から「夏の終わり」歌いました！第二部にも出演あり。オンエアは深夜1時〜3時の間になります。見てくださいねー！佐 pic.twitter.com/drnLLPN5LQ
— 森山直太朗と6人のスタッフたち (@naotaroofficial) July 14, 2018
今年の7月14日の音楽の日にて森山直太朗さんがこのワッカ原生花園で『夏の終わり』を披露しています。
壮大な景色での歌唱は心に響きました。
もっと先に進みたいですが熊の出没のため立入規制。
こちらも行けませんね。
残念ですが熊が出るくらい自然豊かってことです。
徒歩ルートはネイチャーセンターの方が見回りをしてくれていますので
熊に出くわす…ことはおそらくない…と思います。
今度来るときはサイクリングか馬車を楽しみたい★エゾスカシユリ満開の時期に是非とも！
大自然を感じられて、気持ちの良かったワッカ原生花園。
日影がまったくないので天気の良い日は日傘や帽子があると良いですよ！
今回は6～7月に咲くエゾスカシユリを楽しみにしていたのですが全く見えなかったのが残念。
熊の出現もあり色々残念だったので、
次は是非とも、満開のエゾスカシユリの中サイクリングや馬車を楽しみたいです。
※訪問時期…2018年7月下旬
ワッカ原生花園
〒093-0216 北海道北見市常呂町字栄浦242-1