阿寒湖は緑で丸くて不思議な「まりも」で有名です。
世界中にまりもは生育しているそうですが、美しい球体でしかも大きいものは阿寒湖特有。
それゆえ特別天然記念物となっています。
せっかく阿寒湖に来たならば、是非、まりも展示観察センターへ立ち寄る遊覧船に乗りましょう!
1周85分の阿寒湖遊覧船はまりもの里桟橋からが始発!ホテルに割引券がないか聞いてみよう★
まりもを見るために阿寒観光汽船の遊覧船に乗ります。
85分(上陸15分含む)の周遊で大人1,900円。
宿泊したホテル阿寒湖荘に10%引きとなる割引券があったので1,710円になりました。
周辺ホテルなら置いているかもしれません。
また、こちらのサイトの印刷でも割引になります。(期間限定)↓
https://tokutoku-coupon.jp/hokkaido/246/
ホテル阿寒湖荘のすぐ目の前が『まりもの里』桟橋。
遊覧船の始発となります。
朝六時から運行している遊覧船。
そんな朝から!?と思いますが、朝起きた時に外を見たらぞろぞろ人が降りてくる。
1便は特別でアイヌの語りべ付きなのと、チュウルイ島への往復のみで60分。
短い時間で朝食前に見れると人気があるようです。
まりもの里桟橋の次に寄るのが幸運の森桟橋。
高級ホテルの阿寒湖鶴賀ウイングスの目の前です。
行きと帰りで同じ桟橋で降りるようにとアナウンスが何度も流れました。
間違えるとかなり歩くことになります。
まりもセンターに着くまで雄大な景色をのんびり堪能★朝早い便は澄んだ空気が最高!
今回乗船したのは朝8時からの回。
宿泊している阿寒湖荘からの朝食中に遊覧船が見えて、
さっさと朝食を切り上げれば間に合いそう!とダッシュして8時発の5分前にチケット購入。
船内は大変空いていて、土曜だというのにお客さんは5組ほど。
台風で各地から北海道に来れなかった人たちも多かったのかもしれません。
(前日の土曜は東京発北海道着の飛行機がほとんど欠航)
船内のアナウンスを聞きながら
阿寒湖の景勝地を見ていきます。
今回の道東旅行はどこも暑くて…暑くて。
そんな中、湖上を吹く風は涼しくて。
朝の澄み切った空気がとても気持ち良かった。
まりも展示観察センターに近づくにつれ、湖の色が美しいグリーンに変わっていきます。
けして濁ったグリーンではなく、透明感があるグリーン。
ここにまりも達がいるんですね。
まりも展示観察センターのあるチュウルイ島へ上陸★15分しかないのでサクサク見よう!
まりも観察展示センターのあるチュウルイ島へ上陸です。
滞在時間は15分。
島内は一方通行です。
林の中を抜けていくと…
展望施設へ!
二つの山のモニュメントかな?
雄阿寒岳と…
雌阿寒岳が両方見えます。
壮大な景色ですが滞在時間は15分なので目的のまりものため
サクサク見ていきましょう。
大小さまざまなまりも!いつまでも丸いわけでないと知ってびっくり★
目的のまりもがいる展示水槽にやってきました。
阿寒湖の地底を再現しています。
こんな風にごろごろしているんですねぇ。
まりもの一生もわかるようになっています。
最初から丸いわけではなく。
どんどん集まって丸くなっていきます。
綺麗に円になるマリモ。
っ!!
なんとまりもの最後は崩れてしまうとのこと。
知らなかった!
子供の夏の自由研究にも良さそうなまりもの一生がここにくると見れますよ。
巨大マリモは世界でも阿寒湖のみ!ビックサイズまりもは美しい湖でしか生まれない奇跡の球体★
世界のあちこちでまりもは生育していますが
大きな球体に育つのは限られていて阿寒湖とアイスランドのミーヴァトン湖のみ。
直径25㎝にもなるのは阿寒湖だけとのこと。
世界で唯一の巨大マリモは阿寒湖でしか見られないんです。
世界は広いのに唯一のビッグマリモが日本の…阿寒湖に生育しているって不思議で奇跡ですね。
15分の滞在ではすべての説明は読めませんでしたが
貴重なまりもを見れて良かったです。
大切なまりもを守るために…まりも展示センターへ上陸して実際に見てみよう!
水槽でゴロゴロ見ることができたマリモですが、昔はボートの底がクリアになっていて
湖で直接観察もできたこともあったそうです。
でもそれがマリモの環境を破壊することになり…。
さらに乱獲で激減してしまったこともあり現在の展示センターで観察となりました。
世界でも貴重なまりも。
実物を見ると『守っていきたい』という気持ちが膨らみます。
生命の神秘を感じてみて下さいね。
※訪問時期…2018年7月下旬
阿寒観光汽船(阿寒湖遊覧船)
〒085-0467 北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉1丁目5-20